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こころのたねとして〜記憶と社会をつなぐアートプロジェクト|上田假奈代ほか

¥1,320 税込

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2007年の春から夏にかけて、大阪市の南部、浪速区と西成区の境に位置する施設、フェスティバルゲートを中心に、アートプロジェクトが実施された。『こころのたねとして』と名づけられたこのプロジェクトは、他者からライフヒストリーを聞き取り、それをもとに新たに「表現」を現前させるという主旨のものだった。この試みはアートの文脈から横断的な関わりをうみだし、「場所の力」を呼び起こした。近所のおっちゃんから研究者までコトバを寄せる本は、こころのたねを内包する。
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一冊の本が手元に存在するためには、

世界に何百冊か何千冊の本が存在しなければならない。
書く人、編集する人、印刷する人、製本する人、運ぶ人、機械をつくる人、工場をつくる人、働く人、働く人のご飯をつくる人……たくさんの人の働きによって、一冊の本が届けられる。いま、あなたが読むこの本もまた、たくさんの人の手を通ってきたものである。連綿とつづく人々の生と死をつむぐ「こたね」はまさに本的な身振りをもって存在している。

「場所の力」が呼び起こすものとは、

過去から未来へつなぐいまをこの瞬間に真摯に立ち会うことによって現れてくるのだ。「こころのたね」は、誰もが持っている。このたねはどのように育てるのか、どのように渡せるのか、それはまたみなさんとともに語り合っていきたい。同時代を生きる者として。


●著者一覧
五十嵐泰正(筑波大学/都市社会学)
岩淵拓郎(美術家・「こたね」ディレクター)
上田假奈代(詩人・NPOココルーム代表)
小暮宣雄(京都橘大学/アーツマネジメント)
櫻田和也(大阪市立大学/失業と芸術の社会学的研究)
佐相憲一(詩人)
佐々木義之 (日本橋・朝日山洋服店)
SHINGO☆西成(ラッパー)
瀬名秀明(作家・東北大学/SF機械工学)
妻木進吾(花園大学非常勤講師/ 都市社会学)
永橋為介(立命館大学/コミュニティー・デザイン論)
橋本 敬(北陸先端科学技術大学院大学/複雑系)
原口 剛(日本学術振興会/都市社会地理学)
樋口美友喜(脚本家・俳優)
冨士本大哲(北陸先端科学技術大学院大学/複雑系)
Hex(アクティヴィスト)
松井美耶子(小説家・音楽家)
maisie
森 洋久(大阪市立大学/地理情報学)

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